「ぼくらの」

最終回。


終わったね。原作の原作ザ・ムーンは悲壮な最期を迎えるわけだけど、アニメ「やくざの」は悲壮な最期にはなりませんでした、そのかわり監督は悲壮な最期を迎えたような気がするんですが(苦笑)


原作通りじゃないから気に入らないってわけじゃなくて、原作から離れたオリジナル展開の部分、作り手なりに思う所はあったと思うんだけど、それを表現しきれていない所が良くない。


監督はなにを表現したかったのか、真意さえわからないんだけど、ウシロの父が言っていた事、世の中の現実は綺麗事ばかりじゃなくて汚いことをして時には手を汚す事もしなきゃならない、みたいなことであるならば、それを感じるエビソードを自信もって表現してくれれば良かったんだけど、おっかなびくっりヤクザ話を見せてみたりして、そこに現実の世の中の醜さ、生きることの醜さとか描かれていたとも感じられず、なんのためのヤクザ話なんだ?としか感じられなくて、後半は見る価値が感じられなかった。


その辺ロジックが整理されてキチンと見せられていればまだ救われた物をと思いました。


最後の方見ていて、ゲームの契約板がいつ出るかとヒヤヒヤしたよ。