代々蟲の呪いが掛かる女の話。 自分の境遇を呪ってもいいほど過酷なんだけど、付き人のばあさんが自分の人生を捨ててまで蟲師に身を投じていて、そういう人の存在によって支えられてる、支え合ってる感が好きだった。 蟲に憎しみを感じて退治する話ばかりの…

虚の発想と繭玉の事を合わせてまとめてみた話。 自分には思ったこともない概念だったのですごく面白く見られた。 どんな形で密室が成立するのかと思ったら、なるほどそういう事かと。 絶望的な話なんだけど、最後は救われるようなそうじゃないようなエピソー…

今回は、影みたいなのが頭に入って記憶を食っちゃう蟲がいるよ、という話。 っと、正直この話のどこに面白味を感じろと……という印象だった。 美しい自然みたいな要素もないし、失われる記憶への恐怖とか、こだわりみたいな情緒も感じられず。 まあ忘れたけれ…

今回の言葉遊びは、嘯く、うそぶくというのを、芽吹くとかそんなニュアンスと掛けていて、そんな発想で着想したみたいな話。 今回は特に人生とか、悲劇とか、皮肉とか、難しい内容を含まない話で、ウソブキというのがどれなのかとかなぜ起きないのかという、…

竹林に捕まった男の話。 曲がり竹と間借り竹を掛けた言葉遊び、ちょっと面白い。 話の方は、竹林の中に住む女を好きになって蟲の力で竹林に閉じ込められた男、男は女を好きだけど村へ帰ることもあきらめられない、と。 ギンコが来てその現象が蟲の力で物理的…

貧しそうな村の娘が村のために金持ちの家に嫁がされそうになって、好きな男と駆け落ちしたら途中で橋から落ちて死んだけど蟲に取憑かれてゾンビになって戻ってきたよ、みたいな話。 物語のキモは、フヌケになってしまっていても、戻して嫁がせて助かろうみた…

ギンコ誕生の話。 原作で読んでいてその雰囲気にいたく感心した話だったけど、アニメ化はもっと完成度が高くなってたと思った。 原作を読んでたときは蟲がギンコと言う所まで過去話と気が付かなくていつになったらギンコ出てくるんだろうと思っていて、過去…

原作通りー！ えと、構成の良さがそのままで良かったです。

今回の話はあんまり元の着想が無かったよね。瑞歯と言う老人が長生きしてもう一度歯が生えるみたいな逸話はあったけど。 と、実は原作に目を通していて、なんかどこかの田舎で畑が豊作で美しかったから、ってのが発想源だったみたいなことが書いてあった。 …

今回の話は退屈でつまんなかった。 海で蛇が、みたいな。なんだと思ったら海千山千が発想の元ネタで、あと浦島太郎の時間が違うってネタを引っ張ってきたよ、と言うところ。 新味は感じなかったナ。

虹の話。 虹という素材を蟲師世界に取り込んで解釈したらどうなるかと言うところ。 虹が虹に見える蟲だというのは当然の解釈だけど、そこにどんな人間の人生が関わって狂わされたか、ということを想像して作り出すことが作り手の手腕だろうし、それをどう見…

潮の関係で閉鎖された島、そこで蟲の病気を利用して島民に貢がせてる男と、幼なじみが利用されて幼なじみを助けたいと蟲師を連れてきた少年の話。 話として少年の動機がハッキリしていて、少年がギンコに説明するという形で蟲という特殊な存在が起こす出来事…

緑の髪の人間もいるっちゃ！ 移動するという沼の話で蟲話を作ったよというところ。 沼にいる少女が人身御供にされたっぽくて物悲しい話だな、と思ったら、最後には助かって人間としてやり直す話でハッピーエンドだった。 沼は子孫を増やしてるし、死んでいく…

蟲で夢の話。 んー、なんでこの作品で自分は感心する部分を見いだせないんだろう。 蟲と夢との関係性を作り出すので精一杯で、夢と人とかのことでなんか寓話性みたいなのなんにもないし。 観客として見てなにかを得るみたいな物がないしねえ。 割りきって蟲…

三回目。 今回は意図的な説明の意図を持ったセリフとかモノローグが抑えめになっていて、やっと落ち着いてみられた。(それでも過剰だけどある程度の説明は仕方ないし) やっぱり変に説明しようとする意図が感じられると、作り手も本気にあると思ってない頭で…

前日の蟲師に関しての感想にはコメントを頂きました、それに関係した返答とか、補足とか。 単純に自分が見て灰羽の真似？みたいなことに関しては、時期が違うので真似じゃないよ、という指摘に対しては、そうですか、と。 似てる感じだね、という受け止め方…

なにこの○○アニメ。 ○○になんて入れればいいかわかんなかった。 灰羽リスペクトっていうか、安倍吉俊インスパイアっていうか……。 同じ傾向の作品なんだと思うけど、勝手な印象のままに書いちゃうけど、安倍氏とか、ほんとにああいう世界観が好きだったり、身…